トイレが詰まることは、家庭でよくある問題のひとつです。特に、小さいお子さんがいるご家庭では、オムツが原因でトイレが詰まってしまうことがよくあります。

こんな時、どうしたらいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。

そこでこの記事では、トイレにオムツを詰まらせてしまった時の対応方法や、詰まりを防ぐためのポイント、さらに水道修理の業者の選び方や、その費用の相場について、分かりやすく説明していきます。

もし間違ってトイレにオムツを流してしまったときのために、ぜひ参考にしてみてください。

トイレにオムツを詰まらせた時の対処法

初めてトイレにオムツを詰まらせてしまった場合、どうすればいいのか迷ってしまうことが多いでしょう。

もしトイレにオムツを詰まらせてしまったら、適切な対処法を知っておかなければなりません。主な対処法としては、以下3点が挙げられます。

  • 便器に手を入れてオムツを取り除く
  • 便器の水を抜く
  • 水道修理業者に依頼する

こうした方法を適切に行うことで、オムツによるトイレの詰まりを効果的に解消することが可能です。ここからは、トイレにオムツを詰まらせた時の対処法それぞれについて詳しく見ていきましょう。

便器に手を入れてオムツを取り除く

誤ってトイレにオムツを落としてしまった場合、最初に試すべき方法は、直接便器に手を入れてオムツを取り除くことです。

この作業を行うときは衛生面を考慮して、ビニール手袋やビニール袋を手につけることを忘れないようにしましょう。

オムツは水を吸収して膨張する性質があるため、トイレに落としてしまったらすぐに取り除く必要があります。

しかし、この方法はオムツが便器の入口近くにある場合のみ有効な方法なので注意してください。オムツが便器の奥深くにある場合は、次の方法を試しましょう。

便器の水を抜く

トイレにオムツが詰まってしまった場合、最初に試すべきこととして、便器内の水を抜くという方法があります。

この方法は、特にオムツが便器の奥や手が届かないところにある時に試すと良いです。灯油ポンプやコップ、雑巾などを使って、便器の中の水を丁寧に排出していきましょう。

作業を進めると少しずつ水の量が減り、詰まっているオムツが前方に移動してきます。見える位置までおむつが落ちてくると、取り除きやすくなるでしょう。この方法は、オムツが水面に浮いている場合や、トイレの奥深くで詰まっている場合に特に効果があります。

水を取り除くことで、オムツを除去する作業がずっと簡単になり、トイレの詰まりを解消することにつながります。

水道修理業者に依頼する

トイレにオムツが詰まってしまったとき、自分で直すのが難しい、または自分でやってみたけどオムツが取り除けなかったら、水道のプロである水道修理業者に作業を依頼しましょう。

水道修理業者は、特別な道具や技術を使って、オムツを適切かつ迅速に取り除いてくれます。この作業には費用がかかりますが、トイレをすぐに使えるようにするには、知識や経験が豊富な業者への依頼が一番効果的な方法です。

トイレが詰まった時、放っておくと余計に大変なことになる恐れがあるため、早めに水道修理業者に相談してください。

また無理して自分で対応を続けると、事態を悪化させてしまい業者に依頼する際の費用が高くなる可能性もあります。

こうしたリスクを避けるためにも、できる限り早めに業者へ相談しましょう。

トイレにオムツを詰まらせた時の注意点

トイレにオムツが詰まってしまった時は、早く、正しい方法で対処することが大切です。特に注意すべきポイントは以下の通りです。

  • そのまま放置しない
  • 水で押し流さない
  • ラバーカップを使わない

こうした注意点を守ることで、トイレがもっと詰まってしまうことを防げます。もしオムツをうっかりトイレに落としてしまったら落ち着いて、紹介したポイントを思い出し、正しく対応しましょう。ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

そのまま放置しない

オムツをトイレに流してしまうと、最初は水がちゃんと流れているように見えても、実は大丈夫ではありません。

オムツは水を吸うと膨らむため、時間が経つと少しずつ排水のパイプをふさいでしまい、トイレが詰まる原因になります。

さらに便器の排水管より先にある、家の外の排水設備でも詰まってしまうことがあります。

したがって、オムツをトイレに流してしまったら、できるだけ早く適切な処置をすることが大切です。そのままにしておくと、あとでもっと大きなトラブルに発展し、修理に高額の費用がかかる危険性もあります。

水で押し流さない

トイレにオムツが詰まってしまった時、たくさん水を流して押し流そうとするのはやめましょう。水を流してしまうと、オムツがトイレのもっと奥に入ってしまい、詰まりが悪化するかもしれません。

オムツは水を吸うと大きくなり、排水のパイプをふさいでしまうことがあります。もしオムツでパイプが完全にふさがれてしまうと、汚い水が便器に戻ってきて、衛生上の問題が起こったり、修理がより難しくなったりすることがあります。

そのため、オムツが詰まったら、焦って水で流し切ろうとしないように注意しましょう。

ラバーカップを使わない

トイレにオムツが詰まってしまった時、ラバーカップを使うのは控えましょう。

ラバーカップは、水に溶ける柔らかいものが原因でトイレが詰まった時に役立つ道具ですが、オムツのような固いものを押し出すことには向いていません。

間違って使ってしまうと、オムツを排水管のもっと奥に押し込んでしまい、詰まりをさらにひどくしてしまう恐れがあります。

オムツでトイレが詰まってしまったら、ラバーカップを使わずに、この記事で紹介している方法を試すか、プロの水道修理業者に頼むのが良いでしょう。

オムツがトイレに詰まりやすい理由

オムツがトイレに詰まりやすい主な理由は、オムツ自体が持っている、以下2つの特徴が関係しています。

  • 水に溶けない
  • 水を吸収して膨らむ

上記のオムツの特徴を理解していれば、オムツはトイレに流すべきではないことがわかりますね。もし間違ってオムツをトイレに流してしまったら、すぐに正しい対応をすることが重要です。

ここからは、オムツがトイレに詰まりやすいそれぞれの理由について、詳しく解説します。

水に溶けないため

オムツは、水に触れても壊れにくい特殊な素材で作られています。特殊な素材とは「吸水ポリマー」です。

吸水ポリマーは、水を大量に吸収しても膨らむだけで、溶けたり分解されたりしません。また吸水ポリマーは、水分を吸収するとゼリー状に膨らみ、構造が水によって壊されないのです。

一方、トイレットペーパーは、水に触れるとすぐにバラバラになりやすい素材で作られています。これは、トイレットペーパーが下水道を通って処理されることを前提に、水に溶けやすく作られているためです。トイレットペーパーの素材は、水に濡れると繊維が分離しやすくなり、水中で簡単に溶けるようになっています。

したがって、オムツはトイレのパイプの中で詰まりやすく、もし詰まった場合は水がスムーズに流れなくなるのです。特に、トイレのパイプが狭い場合は、オムツが原因でトイレが詰まることがよくあります。

水を吸収して膨らむため

オムツには、水を吸うと大きく膨らむ特別な材料、「吸水ポリマー」が入っています。普段、オムツが赤ちゃんのおしっこをしっかり吸ってくれるのは、この材料のおかげです。

しかし、吸水ポリマーがトイレのパイプの中で水を吸って膨らむと、パイプがふさがってしまい、水が流れていかなくなります。水分を含んだオムツが膨らむことで、排水管内で動きにくくなり、結果として詰まりを引き起こします。

水道修理業者を選ぶときのポイント

オムツの詰まりを直してくれるトイレの水道業者を探すときには、信頼できる業者を見つけたいものです。

そこで、水道修理業者を選ぶ際には、以下のポイントを抑えましょう。

  • 口コミをチェックする
  • 料金体系を確認する
  • 水道局指定業者から検索する

こうしたポイントを踏まえることで、トイレの詰まりが起きたときに納得いく料金で適切に対処してくれる業者を選ぶことにつながるでしょう。

以下からは各ポイントを詳しく解説します。適切な水道修理業者を選び、トイレの詰まりをスムーズに解決しましょう。

口コミをチェックする

水道修理の業者を選ぶ時、まずやるべきことはその業者の評判を調べることです。業者の公式ホームページだけでなく、他の評判サイトやGoogleマップのレビューも見てみましょう。

こうした評判やレビューは、業者の提供するサービスの品質や、お客さんの満足度などを知るのに役立ちます。実際にそのサービスを使った人の率直な意見を知ることで、対応内容をイメージすることができて、自分に合う業者を決める時の重要なヒントになります。

料金体系を確認する

次に、料金体系を確認することが重要です。費用相場を複数の業者で比較し、明確な料金体系を持つ業者を選びましょう。

安すぎる業者は、作業後に予期せぬ追加料金を請求してくる可能性があるため、注意が必要です。必ず見積もりを取って作業内容と料金を確認し、見積もり内容に関して口頭でも説明してもらいましょう。

透明性の高い料金体系を持つ業者を選ぶことで、後からトラブルになるリスクを減らすことができます。

水道局指定業者から検索する

最後に、水道の修理を依頼する際には、水道局が指定した工事店から選ぶという方法もあります。

水道局指定工事店は、一定の基準を満たさないと認定されないため信頼性が高いと言えます。

残念ながら水道工事業者の中には、適切な対応をせずに高額請求をしてくる悪質な業者も一定数存在します。

こうした悪徳業者を避けるため、居住している地域の指定を受けている水道局指定業者の利用も検討してみてください。

水道修理業者の費用相場

水道修理業者の費用相場は、トイレが詰まった原因や修理の難しさによって変わります。

たとえば、オムツでトイレが詰まった場合、普通の詰まりを直すだけでなく、トイレを取り外したり、特別なカメラで詰まった場所を見つけたりする必要があるかもしれません。こういった追加の作業によって、修理費用に違いが出てくるのです。

通常、トイレの詰まりを直す基本料金は、場所や業者によって異なり、大体10,000円から20,000円程度となるケースが多くなります。

しかし、オムツが原因の場合は、トイレの取り外しやカメラ調査などの追加作業が必要になることがあり、その結果、費用がさらに高くなることもあります。こうしたオムツに関するケースでの全体の費用は、30,000円から50,000円くらいになることも。

修理を頼む時は、業者に事前に見積もりを出してもらい、料金の詳細がはっきりしているかを確認することが大切です。わからないことがあれば、前もって聞いておき、追加料金がかかる可能性についても理解しておきましょう。信頼できる業者を見つけるためには、口コミや水道局が認定した業者の情報を参考にしてみてください。

まとめ

この記事では、トイレがオムツで詰まってしまった時の対応方法、詰まりを事前に防ぐためのポイント、そして修理業者の選び方やどのくらいの費用がかかるかについて解説しました。

トイレの詰まりは誰にでも起こりうることですが、正しい知識と対応方法を知っていれば、落ち着いて早く問題を解決できます。

もしもの時のために、今回紹介した内容を覚えておいてください。自分だけでの解決が難しい時は、すぐに信頼できる水道修理の専門業者に助けを求めることが大切です。

以下の記事では、その他の主なトイレつまりの原因についてまとめていますので、困ったときはぜひ参考にしてみてください。

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