「リクシルのトイレは詰まりやすいと聞いたけれど本当なのだろうか?」「リクシルのトイレはなぜ詰まるのだろうか?」に気になっていませんか?

 

今回はリクシルのトイレは詰まりやすいかどうかについて解説します。この記事ではリクシルのトイレが詰まった場合の対処法までご紹介しているため、みなさまのお役に立てれば幸いです。

 

リクシルのトイレは詰まりやすいって本当?

基本的にメーカーによるトイレの詰まりやすさに差はありません。

 

リクシルのトイレは、多くの方に利用されているため「リクシルのトイレは詰まやすい」という意見を聞く機会が多いだけです。

 

しかし、リクシルのタンクレストイレは電気の力で水道管から水を引き込んでいます。そのため、2階以上にタンクレストイレを設置すると、水道管から水を引き込みづらく一度に流れるトイレの水量が減り詰まりやすくなります。

 

また節水型トイレは一度に流れる水量が少ないです。

 

水道料金が安く抑えられることが魅力ですが、トイレットロールの使用量を間違えると詰まります。そのため、タンクレストイレや節水型トイレを使用するときは、トイレットロールの使用量に注意しましょう。

 

リクシルのトイレで詰まりが発生する原因

リクシルのトイレが詰まる原因は主に3つあります。

  • トイレットペーパーや排泄物など水に溶けるものによる詰まり
  • 異物など水に溶けないものによる詰まり
  • 尿石による詰まり

ここでは、それぞれの原因について詳しく解説します。

トイレットペーパーや排泄物など水に溶けるものによる詰まり

トイレットペーパーや排泄物など水に溶けるものでも詰まります。

 

例えば、水分不足で脱水症状になっている人の便は固いため詰まります。便秘などが続いて固い便を排便した際に、トイレ詰まりが起きるケースは非常に多いです。

 

またトイレットペーパーの使用量が多いことによりトイレ詰まりが起きるケースもあります。

 

トイレットペーパーの1回の平均使用量は約80cmとされているため、それ以上を使用する場合は複数回に分けて水を流すようにしましょう。

 

大便によりトイレ詰まりが発生した場合の対処方法について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『トイレに大便(うんこ)が詰まった時の7つの対処法

異物など水に溶けないものによる詰まり

ボールペンやおもちゃなどをトイレに落とすと高確率で詰まります。水回り修理業者の弊社がお客様の自宅で拾う異物には、以下のようなものがあります。

  • ティッシュ
  • ブルーレット
  • ボールペン
  • スマートフォン
  • おもちゃ
  • パンツ
  • オムツ
  • ナプキン
  • 雑巾
  • 残飯
  • 検尿カップ
  • 猫砂
  • 内服薬

トイレに異物を落としてしまったら必ず取り除くようにしましょう。異物が便器の奥から排水管に移動すると取り除きにくくなり修理料金も高くなります。そのため、異物を落としたら速やかに取り除くようにしましょう。

 

トイレに異物を落とした際のNG/OKの対処法について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『トイレに異物を流したときのNG/OK対処法|業者に依頼すべき理由

 

尿石による詰まり

排水管に蓄積された尿石によるトイレ詰まりも起きます。

 

サンポールを使用するなど定期的なメンテナンスを怠ると、排水管に尿石が蓄積されて水の流れが悪くなるため注意してください。

 

尿石が詰まり排水管の道が狭くなると、排泄物が流れないだけでなく逆流して水が溢れてしまう恐れもあります。また、尿石は強烈なアンモニア臭を放ち悪臭の原因にもなるため、定期的にメンテナンスするようにしましょう。

リクシルのトイレで詰まりが発生したときの対応方法

リクシルのトイレが詰まったときの対応方法は4つあります。

  • 1〜2時間放置して様子を見る
  • 自分でできる対処法を試してみる
  • トレイを購入した店舗や修理受付センターに連絡する
  • 水まわりの修理業者に依頼して修理してもらう

ここでは、それぞれの対応方法について詳しく解説します。

1〜2時間放置して様子を見る

まずは1~2時間放置して様子を見てみることをおすすめします。なぜなら、1~2時間ほど放置しておくことで排泄物などが柔らかくなり流れる場合があるためです。トイレットペーパーも同様の仕組みです。

 

トイレ詰まりが起きたけれど一晩経過したら直っていたというお客様の声もあります。そのため、トイレットペーパーや排泄物によるトイレ詰まりの場合は、まずは1~2時間放置して様子を見るようにしましょう。

自分でできる対処法を試してみる

1~2時間放置しても状況がよくならない場合は、自分でできる対処法を試してみることをおすすめします。どのような対処法があるかをまとめたので参考にしてみてください。

原因解決策
トイレットペーパーや排泄物など水に溶けるものによる詰まりお湯を流してみる

ラバーカップを使う

異物など水に溶けないものによる詰まり手や割り箸で異物を引っ張り出す
尿石による詰まり洗剤で尿石を除去する

それぞれの対処法については次の章で詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。

トイレを購入した店舗や修理受付センターに連絡する

自分でできる対処法を試してみてもトラブルを解決できなかった場合は専門業者へ相談をしましょう。リクシルのトイレを購入しているお客様の場合は修理受付センターに相談ができます。

 

リクシル修理受付センターに相談をすれば、24時間365日対応してもらえて、信頼できる水回りの修理業者を手配してもらえます。

 

しかし、リクシル修理受付センターは修理料金が通常より高いです。

 

便器を外さないトイレつまりの修理料金は15,000円~21,000円かかります。そのため、少しでも料金を安く抑えたい方は、水まわりの修理業者に依頼して修理してもらうことをおすすめします。

水まわりの修理業者に依頼して修理してもらう

トイレ詰まりの修理料金を少しでも安く抑えたい場合は、水回りの修理業者に依頼して修理してもらいましょう。水回りの修理業者に依頼をすれば、便器を外さないトイレつまりの修理料金を8,000円~15,000円程度に抑えられます。

 

しかし、低価格の料金体系を騙る水回りの修理業者の中には悪徳業者も存在するため、業者選びを慎重に行いましょう。業者選びのコツをまとめたため、ぜひ参考にしてみてください。

  • 水道局指定の水道工事業者である
  • 水道修理工事の実績を豊富に持っている
  • アフターサポートが充実している
  • 電話対応者や訪問者の接客がよい
  • 明瞭会計である
  • 顧客の口コミ・評判がよい

水道局指定工事業者について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『トイレつまりは水道局指定業者がおすすめな理由とは?業者の探し方や依頼時のポイントもチェック

リクシルのトレイで詰まりが発生したときに自分でできる対処法

リクシルのトレイで詰まりが発生したときに自分でできる対処法

リクシルのトイレが詰まったときに、自分で解決したいと思う方もいるでしょう。そのような方は、以下の対処法を試してみてください。

  • お湯を流してみる
  • ラバーカップを使う
  • 手や割り箸で異物を引っ張り出す
  • 洗剤で尿石を除去する

ここでは、4つの対処法をご紹介します。

お湯を流してみる

[対処方法]

  1. 新聞紙やビニール袋を敷く
  2. トイレの水を汲み取る
  3. 40℃~50℃のお湯を注ぐ
  4. 1~2時間ほど放置する
  5. トイレの水位が下がっているかを確認する
  6. バケツで水を注ぎ流れるかを確認する

※60℃以上のお湯を注ぐと便器が破損する恐れがあります。そのため、ゆるま湯を注いでください。

 

トイレ詰まりの原因がトイレットペーパーやティッシュペーパーの場合は、お湯で溶かすことができます。

 

しかし、熱湯を注ぐのは絶対に避けてください。50℃以上の熱湯を注ぐと便器がひび割れして故障してしまう恐れがあるため、必ずぬるま湯にしましょう。

 

誰でもできる簡単な方法のため、水に溶けるものが詰まっている場合におすすめです。

 

お湯を注いでトイレ詰まりを解決する方法について詳しく知りたい方は下記の記事をお読みください。

関連記事:『トイレつまりはバケツとお湯で解消できる?手順とポイントを紹介

ラバーカップを使う

[対処方法]

  1. 新聞紙やビニール袋を敷く
  2. ラバーカップが浸るぐらいまで水を注ぐ
  3. 便器にラバーカップを押し当てる
  4. 便器からラバーカップを引く
  5. 4~5を繰り返す
  6. バケツで水を注いで流れるかを確認する

ホームセンターで販売されているラバーカップを使用すれば、水圧をかけてトイレットペーパーや排泄物を砕くことができます。速やかにトイレつまりを解決したい方におすすめの方法です。

 

自宅にラバーカップがない場合は身近なものを代替品として使用できます。どのようなものが代替品として使用できるか詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『トイレが詰まったけどスッポンがない!身近なもので代替する方法

手や割り箸で異物を引っ張り出す

[対処方法]

  1. 止水栓を閉める
  2. トイレから異物を取り出す
  3. バケツで水を流してみる
  4. 止水栓を開く

※作業中にトイレの水が流れると大変危険なため、必ず止水栓を閉めてください

 

ボールペンやオモチャなどを落としたときは、手や割り箸で異物を取り除くようにしましょう。作業中にトイレの水が流れると大変危険なため、作業前に止水栓を閉めてください。

 

割り箸を使用した方法や手を突っ込む方法など、それぞれの方法について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

 

関連記事:『トイレ詰まり解消に割り箸を使う方法と対処のポイントを紹介』

関連記事:『トイレつまりを手を突っ込むことで直す方法は?事前に試したいこともチェック

 

洗剤で尿石を除去する

[対処方法]

  1. 換気を行う
  2. サンポールをかける
  3. 5~10分放置する
  4. ブラシでこすり落とす
  5. トイレの水を流す

※サンポールを使用する前は必ず換気をしてください

 

トイレの掃除をしても、排水管に尿石は蓄積されます。最悪の場合は、排水管から水が逆流する恐れがあるため、定期的に尿石を分解する洗剤を使用してメンテナンスするようにしましょう。

 

また、ヘドロ汚れによりトイレが詰まる場合があります。そのような場合はパイプユニッシュなどの洗剤がおすすめです。便器や排水管の詰まりに効果的な洗剤を知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『トイレつまりに洗剤は有効?症状別のおすすめ洗剤とつまりの解消法を紹介

まとめ

トイレの詰まり頻度は、メーカーによる差はありません。リクシルのトイレは詰まりやすいという意見を聞く機会が多いのはシェア率が高く、多くの人に利用されているためです。

 

また、リクシルのトイレ詰まりの主な原因は使用方法や掃除方法が間違っていることが大半です。そのため、リクシルのトイレだから詰まりやすいなどは基本的にあり得ません。

 

ご自身のトイレの使い方を見直すことがトラブル予防の近道です。この記事では、リクシルのトイレが詰まったときの対処法をご紹介しました。ぜひ、参考にしながら対処してみてください。

 

ご自身でトイレ詰まりの症状を解決できなかった場合は「トイレつまりの救急センター」にお問い合わせ頂ければ迅速に駆けつけます。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。